FC2ブログ

書評『銀行・保険会社では教えてくれない 一生役立つお金の知識』

  • CATEGORY
  • COMMENT0
  • TRACKBACK0
著者の塚原哲さんは、主に労働組合経由で主要企業や自治体の従業員に対して「お金の知識」について講演を行っています。
この本はそんな講演内容を1冊にまとめたものですが、読み終わって感じたのは正直本の値段1400円以上の知識がたくさん詰まっているなぁということです。
本の帯には40代から考える定年後の人生設計と書かれていますが、40代前でも読んでもいいと思う内容で、正直、私は社会人1年目にこのお金の知識があれば良かったなと思っています。

以下に私が読んで印象に残った点を書いておきますので、もし興味があればぜひ読んでみてください。

一生

■著者
塚原哲氏「生活経済研究所長野」事務局長。CFP認定者。

■印象に残った章

1章. 会社員がお金を貯めるということ【お金の構造】

いまこの瞬間の資産総額を答えられるかという問いかけから始まる1章。
お金を貯めるにはお金の構造を知ることが必須で、その基礎を教えてくれる内容になっています。

例えば、住宅ローンを組んでいる場合で学資保険の保険料を払い込んでいるのと、学資保険の保険料分を住宅ローンの返済額に加算して返済したときの比較など、多くの方が知らなかった現実を具体的なケースを交えて紹介されています。

その他、実際のケースとして、著者が企業に入社してから7年間で3000万円を貯めて(配偶者による貯金も含む)、現金で家を買ったことにも言及があります。

私も入社してから割と計画的に貯金・運用をしてきているつもりですが、上には上がいるのだなぁと感じながら、より一層継続して貯蓄に努めたいなと思いました。

6章. 保険の構造を学ぶと見方が変わる【保険編】
ちょうどいま保険を検討している方は必見の章です。
巷で人気の保険が、本当に"よい"保険なのか確認する助けになります。

個人的な新しい発見としては、掛金の安い保険を探すなら共済(全労済や職場の共済)を忘れないことが重要ということです。
私はまだ未加入なのですが、保険ショップやFPなどに紹介された保険以外に共済も選択肢に入れて検討していきます。

この章ではより細かな分析もしているので、いま保険を検討中の方は見て損はないと思います。
適当に入ってしまうとその後保険料納付という義務がずっと残りますので、私は検討には時間をかけたいです。

7章. 住宅ローンの借り方・返し方【住宅ローン編】
人生で一番大きな買い物かもしれない住宅。その購入のためにローンを組む際に留意すべきことをあげています。
これは最も印象に残った章かもしれません。以下はとりわけ勉強になったトピックです。

・借入額500万円の差で、将来の返済にどう影響して、どのような差が生まれるのか。
・「フラット35」をちゃんと検討したか。
・銀行から借りるのではなく、親族内ローンを使うことで家族の輪からお金を出さないやり方。

■まとめ
お金の流れを理解して、お金の構造を把握することで、それらをしていない人とこんなに差が出てしまうのかと驚いてしまいます。この1冊で大体の金融知識を身につけて人生設計をしたら結構変わるのでは、と思いました。

個人的には早いうちに読んでおくに越したことのない「20代にオススメの図書」です。
関連記事

スポンサーリンク

0 Comments

Leave a comment